オタクがどーのとか

http://d.hatena.ne.jp/kaien/20100225/p1
他人からオタクと判断されても構わないんだけど、多少の不自由がつきまとうのが困りもの。人は経験と知識と、目の前のできごとを照合して判断をするから、ネガティブな属性を他人にあたえられると社会生活がめんどうくさくなる。世の中にはいろいろな人がいて、いろいろな事を好んでいる、で終わりにしてくれると助かるんだけどね。
僕のばあい、自分の好きって感情よりも社会生活のほうが大事なので、属性を固定されないように多趣味になったのかなーという気はする。自分の好きなものが増えたって意味では、ネガティブな属性を他人に与えたがる人々に感謝してもよいのかもしれない。
そういった属性がどうとかいう話は、社会人になって楽になったなー。無理に他人の私生活に立ち入ろうとするひとはいないし、仕事を円滑にするためのコミュニケーション程度で十分だから。なによりオタクってことに意味があるような業界でもないし。IT。
勝手気ままに生きたいものだけど、社会に依存せずに生きていける人間でもなく、どっかで折り合いをつけないといけないのがダルイよね。だらだらと趣味と仕事を行き来してマッタリやるしかないですよね。

ストックとフロー

メモ。
インターネットはなぜストックをするのが前提か、という疑問。
コミュニケーションを目的とした空間でもストックする。コミュニケーションは本来フローであるにも関わらず。
日常会話ならば空気に拡散しているのに、ネットではストックされるのは気持ちわるい。何でかといえば、インターネットの起源に起因するものではあるのだと思うけど。
そのへん、もっと気楽なものがあってもいいなと思わないでもない。

Google日本語入力をいれてみた

 ウルトラ使いやすい。ATOKMS-IMEに慣れていると微妙に使いにくかったりする。
 Google日本語入力はMSにわりと合わせている。かなりいい感じ。
 あと日→英の変換がけっこうすごい。
 あっぷるを変換すると
 Appleとか余裕ででてくる。
 ちょっと試してみるといいかも。

僕はこの世界に責任があるんだ

 村上春樹の『世界の終わりとハードボイルドワンダーランド』だったと思う。読んだのは中学生くらいのころなのに、終わりの印象は、今でもべっとりと頭にこびりついている。
「僕はこの世界に責任があるんだ」
 そんな台詞があったかは定かではないか、世界の終末に殉じる主人公は、ともに滅びることを選択していたはずだ。不健全で間違っているといわれるとそれまでなのだけれど、人間の世界への認識なんて、根っこのところでそんなに変わるものでもない。自分が関わってしまったことには、自分のセカイに取り込まれてしまったものには、どうにも責任を感じてしまう性質というのはある。
 エロゲーKanon問題もそんな感性から端を発するのだろう。
 エロゲーのテンプレートには"ヒロインを救済することで結ばれる"というのがある。なぜ救済することで結ばれるのだろうか? 救済の意味するところが本質を全うさせることにあるからだろう。本質を全うさせるというのは、ヒロインの唯一性を承認することでもあるし、唯一性の承認は恋愛と根っこのところで共通している。恋心は相手が自分にとって唯一だと見定めることに似ているからだ。
 一方でエロゲーの多くにはヒロインが何人かいる。そしてそれぞれのルートでそれぞれの物語によってそれぞれのヒロインが救われて主人公と結ばれる。
 その救いには確かに感動がある。私たちはその物語に参加し、主人公の行動を選び、そしてヒロインを救って、報われる。
 だが"ヒロインを救済する"ということは、物語の初期状態ではヒロインは救われていない、なんらかの不全を抱えていることになる。誰かを幸せにしようとすれば、その誰かは現状幸せではないといけない、とんでもない皮肉だ。
 そしてこの皮肉は、自分の選択によって救われないヒロインの物語が発生するという問題を突きつけてくる。
 誰かを救えば誰かが救われない。それをKanon問題といったりするようだ。
 この問題をそのまま訴えかけた物語に『君が望む永遠』がある。本来のストーリーの外、作品全体が所有していた問題をストーリー上に落とし込んでいる。
 誰かを選ぶことは誰かを選ばないことだと、三角関係で描いている。選択には常に罪悪がつきまとうよ、とでも言うのだろうか。
 選択は可能性の虐殺なのだから、それはそうかもしれない。

 久しぶりに秋田。
 春樹とイーガンとKANONと君のぞとクロチャンとYU-NOを並べて語る気だった。
 クロチャンは「誰にも選ばれない」というユニークな回答だなーってだけ言っておきたい。

読了日記

お正月はいかが過ごされましたでしょうか? 私は風邪により寝正月をゆっくりと過ごしました。
近ごろマンガやラノベの類が読めていません。どれくらい読めていないかを数えるために、読んだ本のリストアップでもしますかね、今年は。そうでもしないと更新しないし。

僕は友達が少ない (MF文庫J)

僕は友達が少ない (MF文庫J)

面白かった。キャラクターのアクが強いの、好みです。
ラノベ部とか生徒会とか、部室で会話しているだけのラノベが流行ってるのかな。
続きは読んでこうかと思います。やっと五彩まで読み終わりました。読まねばならない感じと、時間の無駄な感じで無駄に葛藤するなぁ。
1巻の時点で全て終わっているので、読まなくても良いといえば良いのだけれど、オチだけは読みたいんで通読していくしかないか。この作者さんとは波長が合わない。たぶん価値観がぜんぜん違うのだと思う。なので好きなシリーズでもある。
私から見るとキャラクターの行動が支離滅裂なんだけれど、それでもなんか納得できる。私とはぜんぜん違う回路で考えがあるからなんだろうな。
上手く作ってあって面白い小説です。
とめはねっ! 6 (ヤングサンデーコミックス)

とめはねっ! 6 (ヤングサンデーコミックス)

帯ギュモンキーターンとは全く違う方向性だけど、面白いんだよなぁ。ベテランの人ってやっぱ凄いやね。
 
あとはBaldrSkyDive2がやっと真ルートクリアしました。軽く200時間くらい吸われている気がします。
業務に支障がでないようにしか出来ませんから、地獄はやっても鯖はできないかな。時間的にちょっと無理。
プレイしての感想は、マグネッティ・フィールドが敵をまとめられてすげー気持ち良い! 射撃武装で、射撃を鍛えはじめてからは、ちょっと効果時間が物足りない気もしますけどね。射撃コンボ、真面目に考えようかな。ASスティンガー始動とかで。
ストーリーは量子論モノ*1で、並行世界が絡む話ですね。AIによる量子論的ネットワークによって並行世界と繋がる設定みたい。独特なのは「リアル」は繋がらないけど「ネット」は繋がるってところかな。「量子論的ネットワーク」が重ね合わせの状態になっている。ネットを構築するAIの、独立した思考クラスターであるエージェントが観測者としておかれていて、ここら辺が空ルートで説明されるとは思うんだけど。
ついでに設定がギブスンからオマージュしまくりなのとか、そういうの好き。「オノセンダイの最新型コンソール」とか「チバシティから取り寄せた最新のナノマシン」とか。
 
ま、そんな感じで日々のフィクション関連でした。

*1:今作ったジャンル

仕事とか

4月からもう8ヶ月、あっという間に年も末です。
右も左もわからない新入社員から少しずつ仕事にも慣れてきたわけですが、
ようやっと少しずつ仕事の要領が分かり始めてきました。
そんなところで備忘録ていどに、要領などまとめておこうかという趣旨。
 
どうも仕事にはグランドルールみたいなものがある様子。
仕事はタスクがいくつもつみ上がって出来ているわけですが、タスクがうまくなるのと仕事がうまくなるのは別っぽい。
仕事中っていくつものタスクがあるので、これを並べて一気にやるのは無理がある。一つ一つ順番につぶすしかありません。
なので、まず一番大事なのは手持ちのタスクを把握していること。つぎに優先順位をつけること。
私の優先順位のつけかたは、タスクのボリューム、期限、重要性、基準に決めています。
タスクのボリュームが小さく重要性の高いものがプライマリ。たとえばメールで資料をなげるなんてタスクは何より忘れるので真っ先にやります。
セカンダリは期限が短く重要性の高いもの。顧客からの急な依頼などです。
その次は期限が短く、重要性の低いもの。議事録なんかですね。
そして期限が長く、重要性の高いもの。ここは「自分がやりたいこと」なんかが来ます。たとえばルーチンの自動化や手順書の作成がそうです。
最後はボリュームが小さく期限もながくて重要性の低いもの。気分転換です。
とうぜん期限が長く重要性の低いものはやらない。タスクから抹消。
しかし期限とか重要性ってどうやって測るんだろうという問題があります。期限はともかく重要性は難しいですよね。
主に重要性は「人から頼まれたか」「目的がなにか」「アウトプットがどこにつながるか」なんて観点から測っていますが、もっとブレイクダウンするのが今後の課題です。
重たいタスクの管理方法な気がしますが、続けられる間は続けていこうかな。
さて、来年もがんばるぞ。

こんなネトゲーやりてぇなぁ。

を読み終わったので、だらだらtwitterネトゲー話をしてた。
どんなネトゲーならやりたいか、みたいな話。
ネトゲーのいやなところが主に二点あって、
「廃人最強」
「仕様変更や上級職公開などによるキャラメイク全否定」
で、どんなゲームなら満足よ? というね。
1.基本Wiz
迷宮に潜ってく。死んだら塵になる。
2.バランス
クリアされた階は難易度激減、もっとも利率の良い狩場が攻略されている階+1階な感じ。
なので「トップレベル」に追いつくのは五時間くらいで済む。ただし「頂点付近」に追いつくのはかなり難がある。
3.PKアリアリ
PKの旨みと、後進育成の旨みのバランスが上手くできてると面白いよね。
 
そんなことを考えた。物好き以外やりたがらないよなぁw。