アウトプット←インプット

 就職活動をしていて、社会人と接する機会が増えた。感じるところ色々あるが、社会人と学生の違いは、極論すればアウトプットを求められるかそうでないかに尽きるだろう。
 社会人に要請されるのは*1アウトプットのためのインプットだ。一方学生は、インプットのためのインプットをしている。思考がフォーカスされている分、前者の方が効率がよいが網羅的でないところがあるように思う。一長一短ではあるが、やはりアウトプットのためのインプットの方が、学習する点において、好ましいものであるように思う。
「たくさんのことを経験しておくと良い」という社会人のよく言う経験則は、経験することで「何をアウトプット」したいのかが、容易に理解できるからだろう。その目的を十分に理解すれば、必然的にインプットの前段階、発見での違いがある。そういった経験則ではなかろうか。
 さて、僕は学生であるから、特権を行使してインプットのためのインプットを、一年も*2行える。与えられた一年を大切に使いたい。

*1:妖精って書きたくなる

*2:!