「太っている人は昇進させない」

 アメリカなんかで行われていると一昔前に聞いた、「太っている人は自己管理ができない人間なので他人を管理できるわけがない。よって昇進させない」という理屈に不快感を覚えていた。どこから来るのだろうか? と思っていたが、その理由がやっと明確になった。
 自身の不快感を理屈で正当化する態度への苛立ちだ。世の中にはそういった理屈が溢れていて、聞くたびにイライラする。別に不快に思うこと事態は構わない。人間だから仕方ない。
 僕自身、太っている人にはネガティブイメージがある。湿っているだとか、冬に湯気が立っているだとか、電車で座られるとスペースが微妙に余って気持ち悪いだとか、あげようと思えばいくらでもあげられるだろう。
 僕は痩せているのだが*1好きで痩せているわけではない。食いむらが激しいが、小食だし、体質的に太らない。ただ単にそれだけの話だ。痩せている人間にしても、鶏がらだのなんだの、ネガティブイメージがある。ネガティブイメージはすべて拭わないといけないので、自己管理ができていないから直さないとね、俺。
 本題に戻るが、「不快感を理屈で正当化する」ことへの不快感は、「中国人は犯罪ばかりしている。日本での外国人犯罪はほとんど中国人によるものだ」といった意見への不快感と同じようなものである。
 中国人が嫌いなのは構わない。嫌っているということを表明すればデメリットがあるから、理屈で正当化する、そういう態度がムカつくのである。嫌いならはっきりと言えよ、自分の不快感を表明することへのデメリットはきっちり背負えよ、そういった感情だ。
 まとまらんので終了。

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