作家の社会的な責任を考えてみる

 普段僕の言う”責任”とは全く意味が違う、世間一般の業務上の責任の話。
 読書する人に本を売るのは書店である。書店に本を売るのは流通である。流通に本を売るのは出版である。出版が原稿を買うのは作家である。というわけで、作家は読む側に責任なんてないんじゃないか?
 つまり作家は出版の満足するものをつくり、出版は書店の満足するものをつくり*1、流通は書店の満足するように届け、書店は読者の満足する作品を売る。どっかに過剰に責任が行くのはよろしくないなと。

*1:ここは飛ばしてもいいか