ディバフロについて

#ネタばれ注意
 一言で言えるなー、と思うとやる気をなくす僕。
 関係性が全て一方向 → 背中を追い続けることを、この空と大地に誓う
 絶望しないために必要なのは、追っかけられる背中だ。それは本当に誰でも見つけられる。で、その周辺もしっかりフォローしている周到さが物凄い完成度を作っているわけで素晴らしいよなぁ。
 そして、エピローグでの主人公は英二ではなく宮沢さん。そこらへんが蛇足かつ完璧な着地点である所以。英二の成長は永遠に届かない背中を追いかけ続けることでなしえたもの。そこら辺が説得力の源。
 強さには「心」と「力」があって、一巻と三巻開始時、三巻エピローグの強さを弱、中、強で全キャラ網羅すれば、その動きが良くわかる。ただし羽生さんの強さは、戦時における強さじゃないので例外。それもまた周到。彩の役回りがイマイチ見えてこない。イチルとの対比か?
 また、イチルの心の動きは「魔法」関連で処理されている。横を歩いてくれる人が必要というか、仮初の強さというか。死に直面した時のイチルの心の動きなんかも、英二にイチルが何を見ているかで説明つくかなーと。
 うーん、説明するプランはたったけど、めんどくせー。けど布教したいから頑張るか。