神樹の館

休日一日でなんとか終わった。よかったよかった。
もう一人くらいヒロインがいても良いんじゃないかな、とボリュームにはちょっと不満があったけど、
おおむね良作でした。
 
マヨイガ」のお話。行きては還る物語。寓話の世界だね。
やりたかったことはたぶん、螺旋階段をくだっていくように物語を体験させること、だったと思う。
竜胆以外の三人が一番外側で、館の内側に潜っていって竜胆の話に行き着く。
螺旋階段の底で迷うのもよし、還るもよし。
 
春→夏→秋の順番で(たまたま)クリアしたのはよかったな。プレイ順でだいぶ印象変わりそうね。
気になるのは双子の話。工月が館を乗っ取ったような? ちょっと解釈にあまる終わり方。
そこらへんから紐解いていくと、ちがった印象を得られそうな気もしますが、だれか面白いレビュー書いてないかな。

あんまり力をいれずに半分眠りながらやるくらいの力加減でのんびりプレイするのがよろしいかと。

思いつき

エロゲー業界のメタファーとしての神樹の館、という話をしたら面白いんじゃないかという気がした。
「いや、お前らそろそろ樹から解き放たれろよ」っていうロミオのツッコミ。