アホリズム

おもしろい。人がばたばた死んでく。
一話目で「変身願望をベースにした成長物語」だと思ったのですが、そうでもないみたい。
大まかなお話は、空に浮かぶ島が見える少年たちをあつめた学校で襲いかかってくるモンスターたちからサバイバルする、というもの。
話のつくりの印象がデッドマンワンダーランドに似ている。
デッドマン・ワンダーランド 1 (角川コミックス・エース 138-8)

デッドマン・ワンダーランド 1 (角川コミックス・エース 138-8)

入学直後のガイダンスで各々が好きな漢字を一文字、それぞれに与えられるんだけれど、それがモンスターと戦う力になります。ラノベでいうと学園異能バトルってやつですね。
文字によって色々な力があって、主人公が選んだのは「変」だった。最初、ヒーローに変身するかとおもったよ。(イケメンに変身しました)
んで、四巻にでてくる女の子が「いう事を聞かす力」ってのを持っていたんですよ。この女の子は「正」って漢字を持っているんですが、「征服」って意味があるらしいのです。
この「征服」みたいなパターンで、「変」も違う意味として使っているんではないかなー、とか。
ピンチになると主人公が「変われ」って念じてイケメンになるんだけれど、現象的には「代われ」って感じなんで、そこが鍵になるのかなーとか思ってます。
ただ、四巻つかって話の展開がこれだとちょっとテンポわるくないかなー、とか。もっと短いサイクルで回して欲しい。