西武線が停まる

こんばんは、気づけば一ヶ月の放置をしていました。新人なんで毎日ブログを更新する余裕があるわけないのが当たり前な気もしますが。
先日(12月4日)に西武新宿線が田無―新宿間で運行停止、僕も巻き込まれてしまいました。堂々と遅刻できてちょっとうれしかったのは秘密です。
なんでも運行再開は8時30分過ぎだとか? そんなこんなで何やってんだ西武鉄道って話ですね。
昨夜のニュースでは古館と隣の人が「テクノロジーが……」とか言っていましたが、BCP――リスク・マネジメントの問題じゃないかと思います。
ふつう、日常的にサービスを提供している企業ではBCP(事業継続計画)というのを策定しています。事故でサービス停まったらどうする? って話。鉄道だったら復旧するまでは振り替え輸送をしたりとかね。
当然サービスが停止している時間が長いほど賠償金とか色々、高くつきますので、想定される事態を漏れなく把握することが重要になってきます。想定された事態なら、予防も対策もしておけるでしょう?
 
今回の西武鉄道の対応を見ていると、どうもBCPに漏れがあったんじゃないかなーって気がしています。
僕がおきたのが6時とかですが、そのときにはもう止まっていたし、3時くらいにはおかしかったとか。んで家を出る7時に聞いた話では、部品を神奈川から取り寄せている、とか言ってましたね。
故障箇所だったとかいう「整流器」なるものは4台あって、それが全て停止したって話。整流器の監視装置は異常を報せていたらしいですが、すべて停止していることは中々ないだろうと思って故障箇所の特定が遅れた、とか西武鉄道のお偉いさんは言ってましたね。
話から考えるに、冗長な構成にして1台壊れても大丈夫なようにしてあるんでしょうかね。それにしたって、壊れたのが過電圧だか過電流だかって話ですから、配線どうなってんの? とか思いますが。
そんなわけで「信号機の動作不良」というアクシデントに対しての予防策をとっておいて対応策があんまり考えられてなかったんだろうなぁ。復旧までの時間かかりすぎだし。
 
これを良い機会に、他人のインフラ預かっている企業はBCPの見直しをしてもらいたいものですね。遅延してても、動いてたら文句も小さいから。