よくある話
blogって場は結構おもしろいなーなどと思う。
というのもよくある話をすると叩かれていることがあるからだ。例えば「最近マンガがつまんない」とかね。
だいたいこの手の問題は、観測範囲と期間の問題が大きい。当たり前の話だけど最近マンガがつまんないと思っている人は最近のマンガは読んでない。読んでいたとしても、いやいや読んでりゃそりゃつまんないだろう。
この手のよくある話ってのは反論もパターン化されている。とても反論しやすいので、みんな反論する。されたほうは「ねぇ、これっていじめ? いじめ?」みたいな反応にもなる。
よくある話ってのは雑談の類で「そうだねー、ケフィアだねー」と流すくらいのものだと思うんだ。
そうならないのは、blogって場の影響が大きいのかなと思った。
言うほうは言うほうで、文章にしている間に整合性が気になり始めて、なんらかの論証をしなきゃいけない気になるし、そういった文章は見るほうは見るほうで批判しなきゃいけない気になってくるもんなんだと思う。*1
例えば学生の発表で、Wikipediaからコピって読み上げしたとしても「そうだねー、ケフィアだねー」で済ます人がほとんどで、わざわざツッコムなんて慈善事業は、骨折り損くらいに損なのでしない。*2
ケフィアだねって言いたいなら、ケフィアだねって言うのが、きっと大切なんだよね。ケフィアだね。