言論のレイヤー
「パブリックで共有するとメリットのある言論」
「信じていると自分にメリットのある言論」
というのがあって、前者は自分が信じているに関わらず、筋さえ通せれば言うべきかもね。ここら辺は政治の香り。
後者は前者をかねることもあるが、かねているか? ってのは考えるべき話で、考えずにぽんと言っちゃうのはよろしくない。
んで、ポストモダンは「プライベートにメリットがあればパブリックにもメリットがある」という妄想に役に立つ。ここで「自分」としないのは、自分だけならそう考える人は少ないから。プライベートって使っているのはちょっと範囲を広げて「自分の周り、半径5Mの視座」みたいなものとして表現したいから。
半径5Mの視座から抜け出すのはとても難しいので、いつも自分に疑問を持ったほうが健全だよなって思う。