日記
マンガ喫茶で読んでいたHappyWorldを読了。
テーマ的には面白いことをやっているのだけれど、エレガントさに欠けているのがもったいない。どうも後書きを読むに連載の途中で大幅に方向を換えたらしい。しょうがないかなぁと思いつつ、もったいない、もったいない。もったいないと思いたい人はどうぞ。それと鋼鉄のガールフレンドも読了。
新世紀エヴァンゲリオン鋼鉄のガールフレンド2nd 第1巻 (あすかコミックス)
- 作者: 林ふみの,GAINAX
- 出版社/メーカー: KADOKAWA
- 発売日: 2004/02/17
- メディア: コミック
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がっつり話は変わって、一昨日チャットでペトロニウスさんとディバフロの話をちょっとした。ディバフロの話をチャットでできることにささやかな喜びと驚きを覚えた。それはともかく、やはりエピローグは蛇足、というのは同意らしい。そしてその蛇足がなければ素晴らしい作品ではないというのも。そこらへんがやっぱり泥臭さなのかな。
テーマの描出を完全にするためにも、、物語を終わらせるためにも確実に必要なエピソードだけど、書かないほうが受けは良いし、賢い選択でもあるんだよな。ただやっぱり、そこをちゃんと書かないと物語にならないし、書いてくれるからこそ好きな作品になる。
物語を十全にするための蛇足があるんだなー、と思うと、これまでエピローグが蛇足だからと切ってきた作品の中にも素晴らしいものがあったかもしれない。物語の読み方は繊細なものだな。わかった気にならず、ちゃんと物語に向き合いたいものだ。難しいけどね。